四柱推命鑑定サンプル 高橋 公男 様 (仮名) 四柱推命鑑定のお申し込み、ありがとうございます・ これは、生まれた年・月・日・時間から命式を作成し、そこに配置された干支の陰陽五行の組み合わせを軸にして運勢を看ていく占術です。 その一つに、助けあいの法則(相生五行)というのがありまして、例えば水は木を育てて力を与えます。結果、木はパワーをもらい強くなりますが、水は力を吸い取られ弱くなります。また、木と火があると、木は燃えて火に勢いを与え、自らは痩せほそります。同様に火は土に、土は金に、金は水にと力を与えるのです。 もう一つに、やっつけあいの法則(相剋五行)というものがあって、例えば水は火を消して抑えつけます。火はダメージを受け力を失いますが、攻撃した水の方も力が弱まります。同様に火は金を、金は木を、木は土を、土は水を抑えつけやっつけるのです。 さて、退屈な前置きはこれ位にして、早速鑑定させて頂きます。 まず、高橋さんの命式を作成すると次のようになります。 1983年10月19日 午前5時35分生 出生地 東京(時差+19分) 時柱 日柱 月柱 年柱 己 庚 壬 癸 空亡 申酉 上記の8文字のうち、高橋さん自身を表しているのが、日柱の上段にある「庚」の星です。この星の性状は陽の金。荒々しい鉄の塊を想像していただければよいと思います。十種類ある星のうち、一番攻撃的で果敢な星です。高橋さんは秋月の生まれで身旺、しかも干支の組み合わせが強烈なものが多く、若干運勢が浮き沈みの激しい傾向にあります。「庚」という星は、通常火の星で鍛えられ、磨ぎすまされる事を喜びとします。 さて、高橋さんの場合、自分自身を表すこの鉄の塊がどういう状態にあるかといいますと、多すぎる水の星(癸・壬・亥の3つ)と土の星(己・辰・戌の3つ)に周囲を囲まれて、身動きが取れなくなってしまっています。イメージとしては、広大な沼地にズブズブと沈んでいきそうな鉱石、といった感じです(笑)。命式中に鉄を鍛えてくれる火の星がありません(唯一月支・戌の蔵干に火の星(丁/正官)が含まれていますが、殆んど力になりません)。優しい思いやりのある方なのですが、少し無器用でお節介に思われてしまう所があり、あと理屈が先立って考えすぎて視野を狭くしてしまいやすいという傾向があり、対人関係には若干苦労をしやすい所があります。 ただし運勢的には良好で、若い時は苦労してもだんだんと幸せになっていく大器晩成型です。「庚」の星は本来ものすごいパワーと打たれ強さを持つ星ですので、当たって砕けろ位の気持ちで物事にぶつかっていく事が、成功の鍵かもしれませんね。砕けた分だけ強くなりますから(笑) あと高橋さんは、ものすごくいい時刻にお生まれになってます。時柱の下段に「卯」という星がありますが、この星が命式全体のバランスを整えています。五行の性質は木」で、多すぎる水を吸いあげ、土をほぐしてくれます。導かれる通変星は「財星」にあたり、その名の通り財産とか、男命の場合は配偶者を表します。時柱は、人生の終着点を見る場所なので、これはちゃんと苦労した分だけ財産として実を結ぶという命式です。 それから、高橋さんの結婚相手はとても美しい方とでています。ただ夫婦仲としては、口論になりやすいかもしれません。ただしその事が結果的に、お互いのいい所を引き出してくれる関係です。 それでは、高橋さんの運勢のおおまかな流れを見てみましょう! 3歳4ヶ月〜13歳4ヶ月 辛酉 劫財−帝旺 子供の頃は、いろいろ苦労されたかもしれません。出会いや別れが繰り返される中で、傷付く事もあっても、経験として得たものもあるはずです。 13歳4ヶ月〜23歳4ヶ月 庚申 比肩−建禄 自分自身の生き方を見い出して行く時期です。若干いろんな面で気疲れする事も多いですが、苦労した分は必ず財産になります。人とのいい出会いがあります。 23歳4ヶ月〜33歳4ヶ月 己未 印授−冠帯 俄然、運勢が波に乗ってきます。今までの苦労が一気に花開くでしょう!楽しい10年間になりそうです。 33歳4ヶ月〜43歳4ヶ月 戊午 偏印−沐浴 これまでとは、ちょっと違った人生の転換期です。積極的にいろいろチャレンジし、自分を鍛えあげる事で、さらなる高みを目指す時期です。非常に充実した10年です。(高橋さんの命式に全く無かった火の星が、この時期奇跡的に増大します。本来「庚」は火の剋を喜ぶのです) 43歳4ヶ月〜53歳4ヶ月 丁巳 偏官−長生 少し落ち着いてきます。人生のスタンスが決まってきたという感じでしょうか。こういう時期に、先の色々な事に備えておきましょう。 では次に、今年と来年の運勢を出しておきます。 今年(平成17年2月〜平成18年2月) 乙酉 正財−帝旺 空亡(解) 集中力が散漫になってしまいやすい年です。盲目的につっぱしりやすいので、注意が必要です。好きな人はできるかもしれませんが、今年は信頼できる人の忠告や助言をよく聞いて行動する方が、無難です。 来年(平成18年2月〜平成19年2月) 丙戌 正官−衰 多少苦労はあっても、結果として人から認められる年まわりです。積極的に物事に挑戦していくのが吉です。 ※そして、平成19年の3月あたりから、高橋さんは30年に一度の大転換期(接木運)を迎えます。ここからが大開運です。 ・ご質問の回答です 質問1−いつ彼女ができ、いつ結婚しますか? 回答1−彼女については基本的に、アクションさえ起こせばいつでも可能だと思いますが、中でも今年(平成17年)、平成19年、20年が特に作りやすいでしょう。 質問2−成功や飛躍の年は何時ですか? 回答2−平成19年あたりから、俄然運気が上がります。楽しみですね。
乙酉年 辛巳月 丙午日 推命学士 浅野 太志(壬生 明生) 【高橋公男さんの感想】 驚きました。自分の性格、行動パターン、いままでの人生(といっても、たかだか21年とちょっとなのですが)が、見事に当たっているからです。 自分で言うのもなんですが、自分は子供のころから理屈っぽく、そのためか数学や理科は大好きでした。でも細かいことを気にしすぎて、ストレスを溜め込んだりもしていました。最近はそういうことも少なくなってきているので、これは成長している証しなのかなと思います。 僕は「大器晩成」ということなので、細かいことを気にしすぎず、あせらず自分の人生を歩んで生きたいと思います。 それから「高橋さんの結婚相手はとても美しい方とでています」というのが、とても嬉しい。 ただ夫婦仲としては、口論になりやすいかもしれません、とありますのが、う〜む、ここでも自分の理屈っぽさが発揮されるのですね・・・。気をつけます。 壬生明生先生の文章は、とても優しい感じがして、安心して読むことができました。 先生のご指摘通り、僕は本当に気疲れするのですが、今後は「自分は大器晩成型なのだ」と、気を大きく持って、あたって砕けまくっていきたいと思います! ありがとうございました。 (高橋公男) |
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